2020年7月6日月曜日

MURDG-022 /// 2methyl - Drowned​ ​Landscapes


霧深く幻想的なメロディやノスタルジックでエモーショナルなメロディをニューロファンクやダブステップに反映させた楽曲をNekrolog1k Recordings、Ad Noiseam、Subtraktからリリースし、ドラムンベース/ダブステップ・ファンを中心に根強い人気を誇るフランスの「2methyl」が待望のニューアルバムをMurder Channelから7月3日発売!

今作『Drowned​ ​Landscapes』はジャズをテーマに、2methylが開拓してきたメロディアスなニューロ・ベースサウンドを絡めた芸術的な美しさを感じさせるアルバム。トリップホップやポスト・ロック、ドゥーム、ダブステップの要素も絶妙に取り込みながら2methyl流のジャズを展開している。
制作に2年を掛けて徹底的に作り込まれた楽曲は、ピアノ、ギター、ベース、ドラムといった生楽器の響きを最大限に使い、ダブステップやニューロ・ファンクといったベースミュージックの制作から得た手法も注ぎ込んだ2methylの集大成的な内容でもある。ダブステップやニューロ・ファンクを通過して生まれたポスト・ジャズの新たな可能性とも言える傑作!

Artist / 2methyl
Title / Drowned​ ​Landscapes
Label / Murder Channel
Format / Digital
Product number / MURDG-022
Release date / July 3

01 : The Shore
02 : Galvanic Corrosion
03 : Hazardous Docks
04 : Tom Waits - Just the Right Bullets (2methyl Cover)
05 : Harbor Fog
06 : Drifting at Sea
07 : The Tide

 

2methyl
http://2methyl.net/
フランスを拠点に活動する電子音楽家Nicolas Druotonのソロプロジェクト。
2methylbulbe1ol名義で2010年にダブステップ・レーベル「Ruff」からレコード・デビューを飾り、以降もKomod.O DragonやOverclockheadzなどのレーベルからもシングルやEPを発表。ポスト・ハードコア、グラインドコア、ノイズロックをルーツに持ち、IDM、ドラムンベース、ブレイクコアといったダンスミュージックからの影響と合わせた生々しいパワーとエネルギーが込められた強烈なダブステップ・スタイルで注目を集める。
名義を2methylと改め、2014年にドイツのAd Noiseamからリリースされた『Orb』では、壮大なスケールのストリングスと美しいメロディに細部まで徹底的に作り込まれたベース・サウンドと疾走感のあるビートを組み合わせたニューロ・ファンクを披露し、ドラムンベース・シーンからも一目置かれる存在へとなり活動の幅を広げた。同年には、日本のベース・ミュージック・アーティスト「Miii」のリミックス制作も行う。
近年はNekrolog1k RecordingsやSubtraktからのリリースでクロスブリードやハード・ドラムンベースのリスナーからも支持を受けており、その天才的な作曲センスとプログラミング技術で唯一無二の存在としてコアな人気を誇っている。

MURDG-021 /// CycheoutsG – Babylon Bass / Murderous Bass


今年1月にリリースされた初のミックス・テープ『Move Your Bodhi』も話題となったサイケアウツGが待望のニューシングルをMurder Channelからリリース!

ハウス・サイドとジャングル・サイドで構成された『Move Your Bodhi』の方向性を楽曲に落とし込んだ四つ打ちとブレイクビーツを最良のバランスでミックスした全方位型のダンスミュージック・トラックとなっており、サイケアウツのサンプリング哲学が全面に表れた力作。

「Bablon Bass(Hot Pants Mix)」はタイトルからも解る様にMBMの名曲からの引用で形成されており、奇しくもその名曲が世に出て今年で30周年という節目のタイミングとなっているのも偶然ながら必然性も感じさせる、まさにPlay It Againなトラック。ジャングルのプロトタイプとも呼べれるその名曲は、The ProdigyとFuture Sound of LondonのRaveクラシックにもサンプリングされた事から、ダンスミュージックの歴史において非常に重要な役割も果たしているが、「Bablon Bass」も原曲とそれらのRaveクラシックと同等に2020年以降もフロアで流されるタイムレスなクラシックとなっている。
力強いキックに先導され進んでいく「Murderous Bass (Amen Mix)」は、EBMクラシックをサイケデリックな低域とアシッドなノイズで包み込んだモダンなニュービート/EBMトラックとなっており、Sonic Groove周辺のテクノともシンクロする内容。神業とも言えるアーメン使いによって4つ打ち以外のジャンルとのミックスを可能にしたDJユースなトラックでもある。

2020年6月1日月曜日

Monolog『Everything at Zero』ライナーノーツ by 清家咲乃


ブレイクコアをはじめとする先鋭的な電子音楽をリリースしているレーベル『Murder Channel』から今作のライナーノーツ執筆のお声がかかった時には白状すると心底驚いたものだが、送られてきた音源を聴いてなるほどと手を打った。断片的にヘヴィ・メタルのパーツが組み込まれていたのだから。デンマークの音楽家、マッツ・リンドグレンによるプロジェクトMonologはいかにしてこうしたアプローチに辿り着いたのだろうか。まずは彼の軌跡を辿りたい。


2020年5月27日水曜日

MURDG-020 /// Monolog - Everything at Zero


名門インダストリアル・レーベルHymen Recordsや実験的なダンスミュージックを扱うSubtraktからのアルバム/EPリリース、そしてA Dying UserとDiasivaでの活動によって独自の視点からポスト・インダストリアル・ダンスミュージックの道を切り開き続ける電子音楽家Mads LindgrenによるMonologがニューアルバムをMurder Channelから発表!

今作『Everything at Zero』は、細部まで隙間なく作りこまれた重厚で神秘的とも言えるノイズとビートを駆使したMonologのインダストリアルでメタリックなスタイルをアップデートさせた力作。以前よりも一音一音に重みが足され広がりが生まれ、一層深みのある電子音を作り出している。ドラムンベースとベースミュージックにインダストリアル、ドゥームやダーク・アンビエント的な要素を掛け合わせた楽曲は音だけでは無く、それらのジャンルの複雑な背景までも飲み込んでミックスされている様であり、他の安易な掛け合わせとは違ったコアなサウンドを完成させた。
HelmetやGodfleshといった90年代のヒリヒリとしたグランジやサッドコアを連想させながらも、Logos、Ossia、Cocktail Party EffectなどのレフトフィールドなベースミュージックからSouth London Analogue Materialのインダストリアル・テクノ、さらにAuthor & PunisherやThe Bodyといったドゥーム系ともシンクロしながらも独自の方向性を明確に表している。

ユニークなバックグラウンドを持った新しい世代のアーティストによって目まぐるしく更新されていく電子音楽シーンの中でも、『Everything at Zero』に込められた強烈なサウンドは2020年という時代の枠を超えて今後も世代やジャンルに縛られる事なく人々を魅了し続けるだろう。


Artist / Monolog
Title / Everything at Zero
Label / Murder Channel
Format / Digital
Product number / MURDG-020
Release date / April 30

Tracklisting:
01 Clutches of disaster
02 Inevitable
03 Hook Echo
04 Interloper
05 Edges
06 4 minutes forever
07 Hook Echo (Enduser remix)
08 Inevitable (Ankubu remix)
09 Clutches of disaster (Karsten Pflum remix)
10 Monolog Live at SET in London 2019 for Towards Collapse (bonus track)

Monolog
https://monolog.productions/
現在はベルリンを拠点に活動する電子音楽家Mads Lindgrenによるソロプロジェクト。出身であるデンマークにてメタルバンドのギタリストとして音楽活動を始め、90年代後半から電子音楽にフォーカスした活動も行う。2001年にMonolog名義にてデビューアルバム『Mumbler』をデンマークのTender Productionsから発表。以降もTender Productionsから数枚のEPとアルバムをリリースしていき、数年間の休止期間を得て2010年からMonologとしての活動を再開させ、Ad NoiseamやHymen Recordsといったレーベルからアルバムを発表。メタルとジャズ、そしてドラムンベースから強く影響を受けたタフなビートとインダストリアル、ドローン、アンビエントの手法を駆使した壮大なサウンドスケープを組み合わせた作品は様々なジャンルのリスナーから支持され、同業者達からも高い評価を受けている。また、リアルタイム性が非常に強いライブパフォーマンスでも人気があり、ヨーロッパのフェスティバルにも多数出演している。
ジャズギタリストとしてフリージャズ・シーンでも活躍しており、Native InstrumentsやAbletonなどのソフトメーカーとも仕事をする技術者としての一面も持っている。

2020年3月18日水曜日

MURDG-019 /// Smyla - Murder Most Violent + Rain Down

伝統的なUKアンダーグラウンド・ドラムンベースとスカルステップの可能性を更新し続ける鬼才「Smyla」のニューシングルがMurder Channelから登場!

自身が主催するレーベル「Mute:8 Recordings」を拠点に、The Teknoistのレーベルである「Our Fucking Jungle」からのThe DJ ProducerとのスプリットやAmen-talからのEPリリースでブレイクコアやハードコア・シーンからも支持を受けているSmylaのニューシングルは、メタルギターを使った攻撃的でパワー型なドラムンベース・チューン「Murder Most Violent」と、ハーフステップの要素を取り込んだディープな「Rain Down」の2曲を収録。
UKらしいダークなアーメン・ドラムンベースとスカルステップを独自解釈した力作!

Artist / Smyla
Title / Murder Most Violent + Rain Down
Label / Murder Channel
Format / Digital
Product number / MURDG-018
Release date / February 20